2.追い詰められると、正常な判断ができなくなる

大学入試編

 私は更に精神的に追い詰められていき、あろうことが、どんどん人のことを恨むようになりました。

 仕舞には、

 「今日弁当のおかずを分けてくれなかったアイツが悪い。俺がこんなに苦しんでいるのに。」

 などという、全く関係のない人のことまで恨むように。

 恨みの感情に心を支配されていきました。

 毎晩、天井を見つめながら、常に誰かを恨む心。

 頭の中がぐるぐるぐるぐる、堂々巡り。

 何もできない、どうしようもない、力のない自分に絶望する毎日。

 眠れないから、夜の町を彷徨うように

 ホームレス癖、夜間徘徊の癖が付いてしまったのかもしれません。

 気づけばフラフラと、夜の街を彷徨っていました。

 (ヘッドライトに押し出されてハイウェイをあるいたわけではありませんが・・・)

 人恋しくて繁華街をウロウロ。

 楽しそうな人を見て心がツラくなれば、誰もいない、夜の海辺をウロウロ。

 歩き疲れたら帰る。

 

 夏休みが終わり、学校が始まっても、「心の地獄」から抜け出すことはできませんでした。

 昼夜逆転してしまったため、授業中いつも寝てしまうという状況。

 「自分で死ぬのは怖いので、病気かなにかで、なんとなく自然に死なないかな、オレ。」

 今振り返ると、よく学校行ってたなと。

 恐らく1人ぼっちが寂しかったんだと思います。

 家に籠もっても、娯楽は何もないし、生きていくためにバイトに行かないといけないので、籠もるに籠もれない。

 何より、担任のI先生に心配をかけたくなかったんだと思います。

 そんな亡霊のうな毎日を送っていた私に、不幸は更に畳み掛けて来るのです