大学編

年が明けた。

東京の冬も案外寒いんだなと感じていたある日、見知らぬ電話番号から着信が。

「もしもし、茉奈さんのお兄さんですか?私は梨元と申しまして・・・」

お電話いただき、『恐縮です』

...

大学編

茉奈を引き取ることを決め、病院に電話をした。

退院の手続き等で、地元まで迎えに来てやってもらえないかと言われたが、その部分は茉奈の通っていた定時制高校の先生方が引き受けてくれました。

厄介だったのが警察。

大学編

絶望は、畳み掛け、追い打ちをかける

ろくに単位も取れず、大学に通う気力も涌かず、毎日が憂鬱でした。

唯一の救いは、新聞配達というのは、『単独行動』のため、業務中に同僚と話すのは、最低限の会話で回避できたことです。